なぜマジックがうまくならないのかー。
ちなみに私はGPTやPTQなどでも優勝経験がなく、TOP8常連というわけでも決してなく、簡単に言えば下手っぴです。
マジックに限らず対人競技での巧拙は相対的なもので、一緒に大会に出ている人に比べてどうかが重要です。その上でごく単純に、以下のように考えてみましょう。
実力 = 練習時間 × 練習の質
以上の議論に従うと、私は普段参加している大会で、練習時間や練習の質のどちらか、あるいは両方で周囲の人たちと同じかそれより下くらいなので、勝てないと。
個人的な好みもあり、練習の質の問題かなあと思っていました。
やっぱり超絶うまい先生、例えば遊戯にとってのアテムや、錦織圭にとっての松岡修造のような人が必要なのでしょうか。自分ですべてを試行錯誤するより、先生に教えてもらったり先生から盗んだりした方が、圧倒的に効率はよさそうです。
その要素ももちろんありますが、最近では練習時間の問題ではないか、と考えるようになってきました。
MOです。
MOで毎日DEに出る人、毎日DEに2回ずつ出る人(超有名な方ではkbr3さんとか)がいる中で、自分の一週間の練習時間を見返してみると……そりゃ勝てんわ、という感じです。
よくマジックの大会で、"趣味でやっているのマジックで負けて、気分を害している。ばかみたいだ"というセリフを聞きますが、本当にその通りだと思います。
私も負けてうれしくはないので、勝てるようになりたい。勝てるだけの努力をしたい。
そう思うと、やはりMOなのでしょうか。
個人的にはリミテッドが好きなので、ドラフトをやりたいですが参加費とパックがお高いです。。。リミテッドジャンキーの皆様は、そのあたりどうやってやりくりされているのでしょうか。
……赤単でも組んで、DEに出ましょうかね。
ちなみに私がゲームの中で一番得意なのはぷよぷよで、これは3歳のころからひたすらやっていました。一人で。
そう思うと、練習の質云々を言う前に、とにかく練習しなさい、ということなんでしょうか。
もちろん初めから先達と一緒に、長時間練習する人には敵いませんが……
ちなみに私はGPTやPTQなどでも優勝経験がなく、TOP8常連というわけでも決してなく、簡単に言えば下手っぴです。
マジックに限らず対人競技での巧拙は相対的なもので、一緒に大会に出ている人に比べてどうかが重要です。その上でごく単純に、以下のように考えてみましょう。
実力 = 練習時間 × 練習の質
以上の議論に従うと、私は普段参加している大会で、練習時間や練習の質のどちらか、あるいは両方で周囲の人たちと同じかそれより下くらいなので、勝てないと。
個人的な好みもあり、練習の質の問題かなあと思っていました。
やっぱり超絶うまい先生、例えば遊戯にとってのアテムや、錦織圭にとっての松岡修造のような人が必要なのでしょうか。自分ですべてを試行錯誤するより、先生に教えてもらったり先生から盗んだりした方が、圧倒的に効率はよさそうです。
その要素ももちろんありますが、最近では練習時間の問題ではないか、と考えるようになってきました。
MOです。
MOで毎日DEに出る人、毎日DEに2回ずつ出る人(超有名な方ではkbr3さんとか)がいる中で、自分の一週間の練習時間を見返してみると……そりゃ勝てんわ、という感じです。
よくマジックの大会で、"趣味でやっているのマジックで負けて、気分を害している。ばかみたいだ"というセリフを聞きますが、本当にその通りだと思います。
私も負けてうれしくはないので、勝てるようになりたい。勝てるだけの努力をしたい。
そう思うと、やはりMOなのでしょうか。
個人的にはリミテッドが好きなので、ドラフトをやりたいですが参加費とパックがお高いです。。。リミテッドジャンキーの皆様は、そのあたりどうやってやりくりされているのでしょうか。
……赤単でも組んで、DEに出ましょうかね。
ちなみに私がゲームの中で一番得意なのはぷよぷよで、これは3歳のころからひたすらやっていました。一人で。
そう思うと、練習の質云々を言う前に、とにかく練習しなさい、ということなんでしょうか。
もちろん初めから先達と一緒に、長時間練習する人には敵いませんが……
【雑記】ビギナーズラックと才能と落とし穴
2013年3月7日 エッセイ コメント (2)マジックはクソゲーだ、という言葉を良く聞く。
そういいながらも、足しげく大会へ通う人もいる。
私もそのひとりだ。
なぜ私がそうなってしまったのかを自分なりにまとめてみたのが、以下の文章である。
マジックに限らず、すべてのクソゲーを愛する人へ。
##########################################
ビギナーズラックという言葉がある。
意味は初心者が運よく勝負事に勝つこと。カードゲームはもちろん、麻雀、競馬、パチンコ、FX、株、はてはスポーツの世界でまで使われている言葉である。
しかしこれらは、たいていゼロサム以下のゲームであり(主催者側の運営費や手数料などを参加者が共同で負担しているため)、合理的に経済収支を軸として考えれば手を出すべきでない。また、勝負に勝つことによって得られる快感という意味でも、参加者が増えるほど勝者は一握りに絞られるのである。それでもなお、新規参入者は増え続け、離脱者が少ないのはなぜだろうか。
私はビギナーズラックがその原因である、と考える。
上記のたいていのゲームにおいて、時の運は非常に重要な要素である。
それこそ運さえあれば、小さな勝利を得ることはそう難しくない(マジックでたとえれば、ある人にとってはFNMでの3-0かもしれないし、別の人にとってはGPTのSE進出かもしれない)。そして初心者は、そのゲームにおける成功体験がまったくないため、その小さな勝利を自分の能力、才能によるものだと勘違いしがちなのではないだろうか。
自分はこのゲームに向いている。
もっと大きな山に登ることができる。
かくて初心者は、運の要素だけでは決して到達できない巨塔を目指して旅をはじめ、百戦錬磨の猛者たちに食い物にされるのである。
もちろん、小さな成功体験の積み重ねがその初心者にとっての快であり、それこそが彼ら/彼女らにゲームを続ける動機を与えているのだろうとも思う。そこで満足できる人は幸せだ。
ここで問題となるのは、そのような小さな成功体験だけでは満足しえない人々の存在である。
野心的な人々にとって重要なのは大局的な勝利であり、戦果だ。
しかしどれほどの実力が必要なのか、実力を伸ばすにはどう試行錯誤すべきなのか、わかっていないケースがままある。たとえ実力を伸ばすことができたとしても、その先には新たな壁が立ちはだかる。
運だ。
皮肉にも、初心者のときゲームに参加する後押しをした運が、最後の段階では彼らの足を引っ張る。限られた勝者の枠に入り込むためには、同等の実力を持つ相手プレーヤーよりもほんのわずかに運が必要なのである。
もちろん試行回数を増やせば実力というものに収束していくはずなのだが、たいていのゲームにおいて、試行回数を増やせるほどの時間スケールでは実力の変動が伴う。
運の要素は排斥されないまま、いつまでも野心的な人々の隣で好き勝手に踊り狂っているのである。
#################################################
誰が言い出したのかは知りませんが、
"勝つまでやめない奴が最強"
とは、至言です。
そういいながらも、足しげく大会へ通う人もいる。
私もそのひとりだ。
なぜ私がそうなってしまったのかを自分なりにまとめてみたのが、以下の文章である。
マジックに限らず、すべてのクソゲーを愛する人へ。
##########################################
ビギナーズラックという言葉がある。
意味は初心者が運よく勝負事に勝つこと。カードゲームはもちろん、麻雀、競馬、パチンコ、FX、株、はてはスポーツの世界でまで使われている言葉である。
しかしこれらは、たいていゼロサム以下のゲームであり(主催者側の運営費や手数料などを参加者が共同で負担しているため)、合理的に経済収支を軸として考えれば手を出すべきでない。また、勝負に勝つことによって得られる快感という意味でも、参加者が増えるほど勝者は一握りに絞られるのである。それでもなお、新規参入者は増え続け、離脱者が少ないのはなぜだろうか。
私はビギナーズラックがその原因である、と考える。
上記のたいていのゲームにおいて、時の運は非常に重要な要素である。
それこそ運さえあれば、小さな勝利を得ることはそう難しくない(マジックでたとえれば、ある人にとってはFNMでの3-0かもしれないし、別の人にとってはGPTのSE進出かもしれない)。そして初心者は、そのゲームにおける成功体験がまったくないため、その小さな勝利を自分の能力、才能によるものだと勘違いしがちなのではないだろうか。
自分はこのゲームに向いている。
もっと大きな山に登ることができる。
かくて初心者は、運の要素だけでは決して到達できない巨塔を目指して旅をはじめ、百戦錬磨の猛者たちに食い物にされるのである。
もちろん、小さな成功体験の積み重ねがその初心者にとっての快であり、それこそが彼ら/彼女らにゲームを続ける動機を与えているのだろうとも思う。そこで満足できる人は幸せだ。
ここで問題となるのは、そのような小さな成功体験だけでは満足しえない人々の存在である。
野心的な人々にとって重要なのは大局的な勝利であり、戦果だ。
しかしどれほどの実力が必要なのか、実力を伸ばすにはどう試行錯誤すべきなのか、わかっていないケースがままある。たとえ実力を伸ばすことができたとしても、その先には新たな壁が立ちはだかる。
運だ。
皮肉にも、初心者のときゲームに参加する後押しをした運が、最後の段階では彼らの足を引っ張る。限られた勝者の枠に入り込むためには、同等の実力を持つ相手プレーヤーよりもほんのわずかに運が必要なのである。
もちろん試行回数を増やせば実力というものに収束していくはずなのだが、たいていのゲームにおいて、試行回数を増やせるほどの時間スケールでは実力の変動が伴う。
運の要素は排斥されないまま、いつまでも野心的な人々の隣で好き勝手に踊り狂っているのである。
#################################################
誰が言い出したのかは知りませんが、
"勝つまでやめない奴が最強"
とは、至言です。