【GTC】WMCQ直前! スタンダードメタ分析
2013年4月6日 TCG全般WMCQ直前! スタンダードめった切り///
私は東京・大阪のWMCQに参加できないので、参加されるみなさんの力に少しでもなれたらいいなと思い、この記事を書きます!
MOのWhat’s happening?を利用して、スタンダードPTQ、Premier、DEでの入賞回数を集計しました。
内容は以下の通りです!
1. Tier.1~3までのデッキ紹介
2. メタゲーム分析
3. 結局勝ち切れるデッキは?
1. Tier.1 ~ 3までのデッキ紹介
総データ数:526
Tier.1(40以上) ドランリアニ(91)、グルールアグロ(63)、ナヤBlitz(58)、トリコフラッシュ(43)、ジャンド中速(42)
Tier.2(20以上39以下) アリストクラッツ(30)、エスパーコン(29)、バント呪禁オーラ(25)、ナヤ中速(23)
Tier.3(5以上19以下) ゼガーナバント(15)、赤白黒コン(12)、ジャンドビート(10)、赤単(9)、バント猛禽デルバー(9)、バントコン(8)、ラクドスビート(8)、オロゾフビート(7)、ターボフォグ(7)
2. メタゲーム分析
環境は素晴らしいシーソーゲームで、
高速ビート、中速ビート、中速コントロール、ヘビーコントロールが同居している状態です。
やはり頭一つ抜けているのはドランリアニ(全体の17.3%)。しかしこれを得意とする高速ビート(RG,Blitz,赤単)も合計すると24.7%と、環境の1大勢力であることがわかります。
この高速ビートを食い物にするのはジャンド中速、ナヤ中速、トリコフラッシュ、赤白黒コントロールあたりの中速デッキで、これらの合計は22.3%。
対策方法は主に単体除去や3マナ域のタフガイ。しかしこれらのカードは、軸をずらされた相手に対しては、一気に無駄牌へと変わってしまうリスクをはらんでいます。
軸をずらした戦いをするデッキの筆頭が、アリストクラッツ、バント呪禁オーラ。これらの合計は10.4%。決して多い数字ではありませんが、トーナメントで一度は相対することを覚悟した方がよさそうです。
ここに最遅のエスパーコン、バントコン(7.0%)が加わって、環境はますます荒れ模様を呈しています。
3. 結局勝ち切れるデッキは?
最後に、結局勝ち切れるデッキは何なのかを考えたいと思います。
私は、ラクドスアグロを推します!
ここ最近急先鋒として現れたラクドスアグロ。基本思想は前環境で活躍したラクドスアグロのままに、高速ビートが大量に存在するメタゲームを反映して、メインから血の芸術家や吸血鬼の夜鷲が採用されているのが特徴的です。
なぜラクドスアグロなのか。
それは、特定メタ専用カードの採用により、デッキパワーが下がり気味である、というのがその理由です。
特定メタ専用カードとは、たとえばジャンド中速に地の封印が入っていたり、ドランリアニにロッテスのトロールが入っていたりと、そのデッキに必要不可欠かどうかよりも、メタ上の特定のデッキの対策として採用されているようなカードのことです。
こうしてメタが混在し、デッキパワーが下がった中では、最も爆発力のあるデッキがトーナメントを勝ち抜く。これは前環境が証明しているように思います。
さらにナヤBlitzやグルールアグロでない理由は、それらのデッキはあまりにも対策され過ぎているからです。環境のあらゆるデッキがまずは高速ビート相手にデッキを調整し、それらに勝てるように組んでくるからです。
その中でも一定の成績を収めているこれらのビートの爆発力は魅力的ですが、とくに上位成績になるほど、戦いは厳しくなっていくことが予想されます。
翻ってラクドスビートは、その除去耐性と圧倒的な攻撃力で、多少対策されたとしても無理矢理勝ち抜けるだけの力があると考えています。
最後に。
これだけ環境が多様化していると、どのデッキを使っても、不利なデッキは確実に環境に存在します。
ですので、自分自身が最もうまく使いこなせるデッキという観点から、デッキ選択をするのもわるくないかもしれませんね。
WMCQに出る方、応援しています!
私は東京・大阪のWMCQに参加できないので、参加されるみなさんの力に少しでもなれたらいいなと思い、この記事を書きます!
MOのWhat’s happening?を利用して、スタンダードPTQ、Premier、DEでの入賞回数を集計しました。
内容は以下の通りです!
1. Tier.1~3までのデッキ紹介
2. メタゲーム分析
3. 結局勝ち切れるデッキは?
1. Tier.1 ~ 3までのデッキ紹介
総データ数:526
Tier.1(40以上) ドランリアニ(91)、グルールアグロ(63)、ナヤBlitz(58)、トリコフラッシュ(43)、ジャンド中速(42)
Tier.2(20以上39以下) アリストクラッツ(30)、エスパーコン(29)、バント呪禁オーラ(25)、ナヤ中速(23)
Tier.3(5以上19以下) ゼガーナバント(15)、赤白黒コン(12)、ジャンドビート(10)、赤単(9)、バント猛禽デルバー(9)、バントコン(8)、ラクドスビート(8)、オロゾフビート(7)、ターボフォグ(7)
2. メタゲーム分析
環境は素晴らしいシーソーゲームで、
高速ビート、中速ビート、中速コントロール、ヘビーコントロールが同居している状態です。
やはり頭一つ抜けているのはドランリアニ(全体の17.3%)。しかしこれを得意とする高速ビート(RG,Blitz,赤単)も合計すると24.7%と、環境の1大勢力であることがわかります。
この高速ビートを食い物にするのはジャンド中速、ナヤ中速、トリコフラッシュ、赤白黒コントロールあたりの中速デッキで、これらの合計は22.3%。
対策方法は主に単体除去や3マナ域のタフガイ。しかしこれらのカードは、軸をずらされた相手に対しては、一気に無駄牌へと変わってしまうリスクをはらんでいます。
軸をずらした戦いをするデッキの筆頭が、アリストクラッツ、バント呪禁オーラ。これらの合計は10.4%。決して多い数字ではありませんが、トーナメントで一度は相対することを覚悟した方がよさそうです。
ここに最遅のエスパーコン、バントコン(7.0%)が加わって、環境はますます荒れ模様を呈しています。
3. 結局勝ち切れるデッキは?
最後に、結局勝ち切れるデッキは何なのかを考えたいと思います。
私は、ラクドスアグロを推します!
ここ最近急先鋒として現れたラクドスアグロ。基本思想は前環境で活躍したラクドスアグロのままに、高速ビートが大量に存在するメタゲームを反映して、メインから血の芸術家や吸血鬼の夜鷲が採用されているのが特徴的です。
なぜラクドスアグロなのか。
それは、特定メタ専用カードの採用により、デッキパワーが下がり気味である、というのがその理由です。
特定メタ専用カードとは、たとえばジャンド中速に地の封印が入っていたり、ドランリアニにロッテスのトロールが入っていたりと、そのデッキに必要不可欠かどうかよりも、メタ上の特定のデッキの対策として採用されているようなカードのことです。
こうしてメタが混在し、デッキパワーが下がった中では、最も爆発力のあるデッキがトーナメントを勝ち抜く。これは前環境が証明しているように思います。
さらにナヤBlitzやグルールアグロでない理由は、それらのデッキはあまりにも対策され過ぎているからです。環境のあらゆるデッキがまずは高速ビート相手にデッキを調整し、それらに勝てるように組んでくるからです。
その中でも一定の成績を収めているこれらのビートの爆発力は魅力的ですが、とくに上位成績になるほど、戦いは厳しくなっていくことが予想されます。
翻ってラクドスビートは、その除去耐性と圧倒的な攻撃力で、多少対策されたとしても無理矢理勝ち抜けるだけの力があると考えています。
最後に。
これだけ環境が多様化していると、どのデッキを使っても、不利なデッキは確実に環境に存在します。
ですので、自分自身が最もうまく使いこなせるデッキという観点から、デッキ選択をするのもわるくないかもしれませんね。
WMCQに出る方、応援しています!
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